狭筵

はい

はてな題詠「短歌の目」3月

今月も短歌を詠んでみよう。そういえば昔、曽祖母が俳句とか短歌とかを地域の人とやっていたのを思い出した。いくぜ!

 

 

 

1.雛
雛鳥が巣立ち飛び立つその時の 判断・管理・処理・運用


2.苺
初七日に貰った苺に付いていた蟻はどこへと帰ったろうか


3.夕
夕に起き逢えると思って外に出て灯りに醒めて家へと帰る


4.ひとり言
ひとり言あなたはあまりしないから独立峰のような淋しさ


5.揺らぎ
時々に「じわり」と揺らぎ 戻れずに 気持ちと言葉 とまどう舳先  


6.羊
緬羊の仕草は土地から失われ 畑、牛舎と都市とが残った


7.線
円と線 貨幣法律 自動車道 便利なものは 皆殺風景


8.バク
現実のバクはなんだか北寄貝 奇蹄目だがお寿司に見える


9.年度末
覚えてる? 8年前の年度末 喉元過ぎて 時が経つだけ 


10.信号
一定の繰り返される信号に科学以上の意味を持たせた

 

 

3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です - はてな題詠「短歌の目」