狭筵

はい

静電気とおケツ

北国の季節は既に冬へとうつろう。

冬と言えば静電気だ。今年もやってきた。

昨日風呂のプラスチック製の椅子に座ったところ、私のおケツ(尻)が何かに反応した。

否、正確に言うと私のおケツの毛が反応したのだが、第一にはケツ自体が「なにかに触れた」と反応したのだ。

ふわり、と。

私ははじめ、風呂椅子の上に柔らかいタオルでも乗っており、気付かず座ってしまったと思った。

だからすぐに腰を上げて椅子を見た。何もなく、タオル類は所定の場所に架かっていた。

どうやら風呂椅子が帯びた静電気が私のケツ毛を優美に撫でているようだと気付いた。

とても優しい感覚だ。タオルと間違ったことがそれを示している。

今までこんなことは無かった。今年の冬が初めてだった。

一体なぜ静電気が尻の毛を典雅に撫でたのか?理由は以下に考えられる。

①今年の風呂椅子の静電気が強烈だった。

②私のケツの毛がいつも以上に伸びていた。

②の可能性は低いと思う。自分の体のことだから何となくわかる。では①か? というとどうも自信がない。要は原因がわからないのだ。

とにかくだ。来年もあるかどうかはわからないが、冬への季節の移ろい、静電気の出始めのこの「優美さ」の機微を逃さないようにしたい。シャワー流し始めたら静電気なんかよくわからなくなっちゃうしね。

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