狭筵

はい

ちくわ

ちくわ

中学高校と古典を勉強した人は多いだろう。
中古の文学を学んでいてわずらわしいのは、今とはやや異なる語彙を持つ言葉だ。
例えば「賢し」とか「勿体なし」は現代の「賢い」と「勿体ない」とはやや意味合いがずれている。ま「賢し」なんかは「小賢しい」という形で生き残っているんだが。


こうした言葉の煩わしさから、(あるいはこうした言葉により古典のテストの点が思わしくなかったせいで)私たちは往々にして古人を恨む。「なんでこんな言葉使ってたんだよ!」と言う風に。勿論昔の人には全く罪はないんだけどね。

ここで問いたいのは、逆に私たちは未来の人々に対して解りやすい言葉を使っているだろうか? ということだ。

てめーだよ、てめー。「ちくわ」よォ~~~~~~ッッ!てめーは俺のこのブログで言及を逃れられると思っとるのか?ああ?
「ちくわ」ってのはよ、漢字で「竹輪」って書くんだよ。漢字は意味を表している。「竹輪」は「竹」の「輪っか」だ。字面からすると。
でも「ちくわ」は練り物じゃねーーーーか!魚肉のすり身を竹など棒に巻きつけて焼いたもの、または蒸した加工食品。魚肉練り製品のひとつ。By wikipedia
いくら「ちくわ」が竹の輪っかに形状が似ているとはいえ、成分には竹は全く含まれてねえ。むしろ魚肉だ。
想像してほしい。1000年後くらいの古典の授業で「竹輪」が出てくる。センター試験とかでだ。「竹輪」でも「ちくわ」でもいい。そこに傍線Bが引かれている。以下の問いに答えなさい。


傍線Bの意味を答えなさい。

①竹の輪っかである。
②哺乳類が有する、胴部に左右の対をなしている小さな突起状の器官で、乳頭ともいう。
③胃にたまったガスが口から外に出るもの。げっぷ。
④魚肉のすり身を竹など棒に巻きつけて焼いたもの、または蒸した加工食品。魚肉練り製品のひとつ。

 

ここで④は選らばねーだろ。っつー話。あんなものを竹輪とかいっちゃいけねえんじゃねーのか? 未来人に恨まれるんじゃねーのか? と心配になっておるのである。ちなみに②の答えは「ちくび」だ。漢字で「乳首」。これは全然正確な漢字づかいだ!!!乳首すげーわ。いや乳首は漢字として当たり前のことをしているわけで、竹輪はそれができてねえわけだ。

 

それとナルトである。正式名称「鳴門巻き」である。あれもなんでしれっとラーメンに入っているんだ? 若し皆さんが1000年後の未来に生きる人間で、ニュートラルに「ナルト」っていわれて意味わかるか? 

どうやら練り物界は非常に問題児のようである。業界の問題だ。適当な名前をつけてやがる。後世の人間に示しが付かねえ。かまぼこ業界の問題。蒲鉾! 「かまぼこ」? ああ? こいつもか!

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